弊社は封筒を作り続けて63年になります。創業者である「父」からはものづくりの「魂」を、二代目の「長兄」からはお得意様を大切にする「誠実さ」を、そして、１点１点真心を込めて製造に打ち込む社員たちの「志の高さ」に支えられながら、日々、社業の発展に尽力しております。

2020年、新型コロナウィルス感染症（COVID-19）が世界中で猛威を振るい、厳しい局面が続いております中、弊社では北海道内の複数の自治体の「特別定額給付金事業」の封筒の製造に関わらせていただきました。感染拡大に伴う経済的な打撃は大きく、多くの方々が「1日も早く給付金を受け取りたい」という社会情勢の中で、その仕事の一端を担えたことは弊社にとって大変名誉なことであり、改めて「封筒の使命」を感じる出来事でもありました。

IT化が進みインターネット上の情報伝達手段が進化する中でも、紙媒体の情報伝達は大切なコミュニケーションツールの１つであると考えております。大きく変動する社会情勢の中で「封筒の在り方」とは何かを常に見つめ、今後も封筒を介在して社会のお役に立てるよう、社員一丸となって一層精進して参りたいと思います。

代表取締役社長
川越　良